チベットの列車


中国共産党の創党記念日に胡錦涛総書記が列車に乗るかもしれない。
世界の屋根(平均標高4千メートル)チベットを走る青蔵鉄道
この鉄道を敷くことは、胡錦涛政権が力を注いできた国家プロジェクトらしい。
チベット観光への集客による経済効果がかなり期待されてるみたいですね。
チベットは遠いからチペットなのだと思うのだけど・・・
行ったことないから、よく分からないな。


5年をかけた大変な工事が終わり、いよいよの開通式典に総書記が出席し、試乗するかもしれないとのこと。


「大変な工事」というのは、工事自体が大変であったことに加え、せっかく敷いたレールを住民がはずして、生活費のために売り飛ばしてしまうなど、「鉄道のある生活」像を政府と住民が共有できなかったことも理由かな。


この鉄道は、高山病対策として、気圧と酸素濃度を自動的に制御する特別車両を使っているそうです。
チベットの自然と威厳もちゃんと制御してくれる鉄道であることを祈っています。