誕生

職場の建屋には、12畳ほどの中庭があり、そこには面積いっぱいくらいの池がある。
大きな鳥もネコ・ヘビもはいってこない。
野生の生き物に対してしてはいけないことけど、人間からエサももらえる。

カモにとって、子育ての楽園なのだ。

毎年、G.W.明けくらいには、10〜12羽のヒナが孵るのだけど、今年は卵はあるのに親鳥が全然あたためず、とうとう卵はダメになった模様。
守衛さんや清掃業者の人や転勤された方も「まだ、生まれない？」と楽しみにしていたのに。

ところが！
今朝、池をのぞいたら、7羽のカメノコタワシみたいなヒナがピャーピャー鳴きながら、10cmの段差を一生懸命登ったり、一人前の顔して池を泳ぎ回っているではありませんか。
きっと、あとから来たカップルが生んだ卵が孵ったんだね。
（通常、あとから生まれた卵は、先住カモによって池に落とされたりと、悲しい運命になる）

あぁ、よかった。
うれしいなあ。
お盆の頃に飛び立っていくまで、毎日彼らに会えるのが楽しみ。