エクソシストだのみ


オカルト映画の話ではなく。


ローマ法王庁公認の大学で、悪魔祓いを行う人「エクソシスト」についての講座が行われ、一般の人にも人気だそうだ。


最初は、司祭をめざす神学生や聖職者を対象にして始めたら、一般からも参加希望者が相次いだ。
「聖書と神学における天使と悪魔」
「オカルトと悪魔主義者」
「悪魔払いが直面する危険性」
「悪魔からの短期、長期的な解放」などの講座が。



短期、長期的な解放・・・・期間限定で悪魔とお別れ?
「悪魔=借金とり」のケースかな?



どうして、こんな講座が開かれたかというと、相次ぐテロなどがあるつらい時代に生きるために、イタリアでは魔術師や霊媒師を頼る人(年間数十万人)が増えてるというのに、エクソシスト不足なんだって。
でも、エクソシストになれるのは、専門のカトリック神父だけなので養成講座ではないらしい。


カトリック信者でなければ、迷信的な話に終わってしまうのかもしれないけど、そればかりでもないみたい。
1999年にバチカンは、エクソシスト向けの指針を改訂。
精神科医や医師と情報・連絡を密にして、「悪魔にとりつかれた」と思い込んでいるケース(医学的な治療を必要とする)ときちんと区別することが定められているんだって。


逆に若年層では、悪魔崇拝やオカルト文化への人気も高まっているとか。
ほんとのコワサを知らないってことなのかなあ。