でこぽん

しばらく閲覧を控えさせていただいてました。
また少し前の自分に引きずり戻されるようなできごとがありました。
まだ現在進行形だけど、なんとか踏みこたえられそうです。
うん。
絶対、だいじょうぶ。
色んな形で、私を元気にしてくれたみなさんに心から感謝です。
ほら、そこにいらっしゃるアナタですよ。

でこぽんをいただいた。
日向のような黄色のお陰で、スチールの無機質な景色が動き始めた。
梶井の「檸檬」を思い出す。

皮をむこうと指を差し込んだ瞬間に、50cm四方に、ぱあっと香りが広がった。
なんだか、でこぽんを殺してしまったような気分になった。

だけど、私はO型女。
梶井とは違っていた。
食べながら、私と同様にでこぽんをもらって帰った人たちが、同じ香りと味を味わっていると想像したらうれしくなった。
ほんと単純だよなー、我ながら。