揃った

uiui2005-08-10


キャンプだの帰省だの合宿だので、夏休みのうちのガールズは入れ替わり立ち替わり不在。
家族構成が一時的に変わっただけでも、随分家の空気が変わってしまうものです。
そして久しぶりに全員揃った。


2号:「きかんしゃトーマスの絵を描いてみた!」(小6なのに今更)
1号:「うまいじゃ〜ん。・・・あ、なんか生まれて初めて2号の絵をほめたかも」
2号:「うん、そう思う。今、初めてほめられた。」
1・2号:「ぎゃ〜はははははははははははははははは・・・」


なにが転んでも笑うお年頃である。


彼女達が幼かった頃は、時間を惜しんで一緒に過ごした。
お弁当を持ってでかけたし、料理やら工作やら実験やらで色んなものを作った。
眠る時には、必ず絵本を読んだ。歌もうたった。
今、彼女達はそれらのことをほとんど自分や仲間とやってのける。
ネムーンのように過ごした期間がバネになって、外の世界へ向かって動き出しているみたい。

私達は、それぞれが体験したり、感じた事を毎日屋根の下で分け合っては笑っている。
一緒にいる時間の「長さ」より、「密度」が大切な時期にはいっているのだなあと思う。


「大きくなったら、何になりたい?」という問いが、娘1号にはすこ〜し現実的に感じられるようになってきたらしい。
今の彼女の希望は、ちょっと意外なものだ。
自分のことを完全に理解するなんて、自分でも一生掛かったって完全にできないかもしれないけど、いろんな人に出会って、いろんな体験をしていくことで、「あんな風になりたい」「こんな時、自分は楽しい」「こんな自分が好き」と自分パズルは少しずつできていくはず。
そんな感覚がなりたい職業とリンクすれば、ラッキーだと思う。
マークシートに自分の特性を打ち込んで、「回答:あなたの適職はコレです」とやられては、その時点で夢はないなあ。
机の上で勉強だけしていても、きっと自分のなりたいもののイメージは湧かないだろうなあ。
どこかの会社で、職業としては名前もないけどワクワクさせてくれる仕事が待っているかもしれないなんていう妄想も、うかばないだろうなあ。
というか、湧かなかったよ、私は。(なんとなくなりたいと思ったのは、獣医だけ)

週末は、またガールズと離れて過ごす事になる。
離れている間、私も彼女達に伝えられるワクワクを体験できるといいなあ。